東京モーターショー2002 日産ディーゼル工業編
日産ディーゼル工業は、CNGフルラインナップや、キャパシタ技術を用いたトラックを世界に先駆けて実用化したことで知られる。キャパシタとは、コンデンサのように電気を電気のままで蓄える装置、と思っていただければ良い(バッテリは化学反応を用いている)。このコンドルMKキャパシターハイブリッドトラックは、減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換してキャパシタに蓄え、発進時にはそのエネルギーでモーターを駆動する。
この写真で、シャシ左側手前に見えるオレンジ色の線が出ているものはインバータ。その前方に積まれているのが、日産ディーゼルが開発・自社生産しているスーパーパワーキャパシターユニットである。
これがスーパーパワーキャパシターユニット。
右側に見える、黄色と青のものがモーター。モーターの出力は左手のトランスミッションに青いシャフトで伝えられる。その手前の銀色のがプロペラシャフト。
西日本車体製ボディのスペースアロー都市間高速バス。ライト周りがセレガRに似ているような……。また、今回のモーターショーと相前後して日産ディーゼルのトップマークが一新され、このスペースアローの前面にあるようなものとなった。
おまけ
しかし、スペースアローのホイールを見るとこの通り。ほかの車でも、この赤いUDマークのホイールだった。日産ディーゼルの方曰く「まだ過渡期ですので……」。個人的にはこちらのほうに馴染みがあり、子供心にもかっこいいと思ったものだった。
なお、本文中では「キャパシタ」と「キャパシター」の表記を併用している。工学分野には語末の長音符号(音引き)を省くという慣用があるので、一般的にキャパシタを指す場合は「キャパシタ」と表記した。しかし、日産ディーゼル工業では「キャパシター」と表記しているので、商品名を表記する場合はそれに従った。