東京モーターショー2002 国土交通省編
国土交通省が「バリアフリーバス・タクシーの体験コーナー」を設けていたので、早速体験してみた。バリアフリータクシーとしてはトヨタノア、日産セレナを改造した車が出展されていたが、どちらもコンセプトカーとのことである。
車椅子はヘッドレスト部分まである専用品。一般的な車椅子で乗り込めるようにできるのかは聞きそびれた。スタッフの足元に、歩道を模した灰色カーペットの部分から車までアルミ製渡り板が見える。手でトランクなどに収納するのだが、思っていたほど重くない(5キロもないかも)。
室内の様子。二列目を取り払い、車椅子固定装置が取り付けられている。フロアカーペットが丸くなっているが、これはタワー式駐車場のように、乗り込んだ車椅子をぐるりと回転させるためである。
車椅子の固定は、このようにフレームを台座にかませて行う。台座から出ている半円状のものは下の回転部分のレバー。足で踏んで操作できる。
今度はセレナバリアフリータクシー。後方に見えるバスは、一緒に展示されていたノンステップのバリアフリーバス。
セレナバリアフリータクシーの室内。こちらは床がバスの床のように樹脂材で仕上げられている。車椅子の固定はワイヤーとウインチで行うため、車椅子を選ばないのは利点であろう。車椅子の上方に見えるヘッドレストは跳ね上げ式。
両者共通なのだが、車椅子が乗っていない状態だとタクシーとしては果たしてどうだろうか。ドライバーとのコミュニケーションに支障をきたしそうだし、急ブレーキをかけたとき前方につんのめりそうで不安に思える。また、車椅子がある状態で定員6名だが、そうすると地域によっては(車のサイズは小型車枠に収まるのに)中型車となることがある。 このようなことを担当の方にお尋ねしたら、「あくまでもコンセプトですので…」とのことだった。