東京モーターショー2002 日野自動車編
日野自動車は、出品者のほとんど全てのカラーリングが統一されており(例外はレンジャーのパリ・ダカールラリー優勝車と、ボンネットバス)、安らぎが感じられる爽やかさをかもし出していた。デュトロハイブリッド タウンデリバリー。発進・加速時にはモーターがエンジンのアシストをすることにより、低排出ガスと低燃費を両立させている。キャブ後方の跳ね上げられた扉の中には、インバータとハイブリッド用電池が収められている。
運転席後方から(写真右側がキャブとなり、上の写真とは逆側から撮っている)。壁に付けられたのがインバータと電池。その下には、モーターと一体となったエンジンがある。
この車は冷凍車仕様となっており、そのために冷凍システムに必要な発電機・バッテリーなどをハイブリッドシステムと共通にしているそうだ。
プロフィア総輪エアサス スーパーコンフォート。目を引くハイルーフ部分はウインドデフレクタを兼ねて、室内では立って着替えることも出来るという。そう言えば、以前のモーターショーにも日野からベッドをキャブ上に設置してショートキャブ化したモデルが出品されていたことを思い出す。
室内の様子。定員は1人で、助手席側のシートはあくまでも休憩用とのこと。助手席側シートの背もたれを前に倒し、その後ろに見えるベッドを引き出すと、幅80センチほどのベッドスペースとなる。
日野ブースで人気者だった昭和41年式BH15型ボンネットバス(広報写真より)。日野オートプラザに展示されている、かつては上毛電鉄で活躍した車両である。
コンパニオンさんも車掌の格好をしており大人気。後方のバス停とベンチ(背もたれに、右書きで「日野コンテッサ」と入っている)も心をくすぐられる。
武骨という言葉が似合う運転席。当然ギアはノンシンクロのため、誰もが幕張まで自走させるのを渋ったとか。
室内は板張り+三方シート、窓も当然バス窓。皆口々に「懐かしいねぇ」と言っていた。広告スペースでは、この車の軌跡などが紹介されている。平成5年の車検シールがあったので不思議に思って説明を読むと、昭和52年に一旦現役を引退したあと、昭和62年から平成5年まで現役復帰していたそうだ。
私はこのタイプの料金箱や両替機は覚えていない。料金箱に「この車は車掌がおりません」とあるが、前扉のすぐ後ろには車掌のスペースがあった。